FLH レストア③

山岡家の餃子クーポンが使用期限今日までなので食べに行かないきゃいけないのに

そんな日に限って30℃越えなの本当に勘弁してほしいです。

涼しいときに行けばよかった話なんですが、最近油を体が受け付けないのです…。

 

本日もFLHレストアの様子を載せていきたいと思います!

前回の様子も併せてどうぞ!↓↓

FLH レストア②

 

前回はミッションのところまで行きましたが、今回はオイルポンプの洗浄&取付です!

 

まずこちらは洗浄前のオイルポンプです。なかなか掃除のし甲斐がありそうな見た目です。

 

さらに分解するとこのようになっています。

 

このギアが回ることでオイルがエンジン内に送られ、エンジンの潤滑や冷却をしています。

オイルポンプはオイルを全体に循環させる心臓のような役割のある重要なパーツです。

 

先ほどのオイルポンプ内にあったギアはエンジン内のギアと1本のシャフトで繋がっています。

エンジン内のギアが回るとポンプの中のギアも連動して回る仕組みなっています。

オイルポンプを組付ける際はギアが指でスルスル回るように芯出しという作業を行います。

多少ギアの回りが重くてもエンジンはかかりますが、重い状態のままだとオイルポンプが不具合を起こし、オイルを十分に供給・回収できなくなるといった危険性もあります。

その為、芯出しもかなり重要な作業です。

 

オイルポンプに使用するガスケットも厚みを変えて組付けます。

厚みがありすぎると、パーツ同士に隙間が出来てしまい油圧が逃げてしまう為、丁度いい厚みのガスケットを探す必要があります。

 

今回はこちらの黒い方のガスケットを使用しました。

 

組付ける前にオイルポンプを綺麗に洗浄します。ここまで綺麗になると気持ちが良いですね。

 

エンジン上部にあるロッカーカバーも汚れや白カビが発生している為、こちらはバフ掛けをしていきます。

 

ロッカーカバーは比較的目に入りやすいパーツの為、ビンテージの風合いが残るよう全体のバランスをみて、ピカピカになりすぎないように仕上げました。

 

本日はここまで!

長くなってしまい非常に見づらいかと思いますが、どうぞ見てやってください…。

当店で行っている作業内容やなぜこういった工程が必要なのか、という部分が少しでも伝われば良いなと思います!

それでは、スターモーターサイクル 桃でした!!!