XL883L 納車整備①

昨日は気温が高かったのですが、夜になると雨が土砂降りでした。

そして、今現在雪が降っています。

天気予報士の方が言っていましたが、今日から本格的に冬に突入するみたいです。

寒さ対策を万全にして冬を乗り越えましょう。

 

本日は、新たにご成約頂いたバイクの納車整備の様子を載せていきたいと思います!

 

納車整備を行うのは、2008年式 XL883L

チョッパースタイルにカスタムされたこちらの車両を、愛媛県にお住いのお客様にご成約頂きました!ありがとうございます!

 

まずはリア周りの整備から行っていきます。

写真のようにタイヤを外してホイールのベアリングに不具合は無いか、ブレーキパッドがどれほど磨耗しているか等確認していきます。

 

続いて、リアのスプロケットを外して整備をしていきます。

 

駆動する部分はどうしても緩んできてしまう為、中のボルトにも緩みが無いか確認し各所増し締めをしておきます。

ちなみに中の黒いラバーパーツは「ハブダンパー」と言って、

後輪を駆動させる際エンジンからの強力な力を受けるチェーンやスプロケットとの間でクッションの役割をしてくれます。

また、発進・停車の振動の低減、トランスミッションの保護する役割もあり、ストップ&ゴーが多い日本の交通事情にも準拠した仕様になっています。

 

次に、リアのブレーキパッドですが、厚さが2mm以下になっていた為交換しました。

通常ブレーキパッドには使用限界が分かるようにマークや溝があり、目視で確認できる仕様になっていますが、

まだ溝があって止まれるからと言って、点検を怠ってしまうとディスクやキャリパーが壊れてしまい、修理費が高額になるだけでなく重大な事故を起こしてしまう原因となりますので、定期的に目視で確認頂くと安心かと思います。

 

新しいパッドと比較すると厚みが一目瞭然です。

これで安心してお乗り頂けると思います。

 

同じようにフロントのブレーキパッドも点検し、こちらは厚さが4mmほどありましたので、

引き続き使用できるように清掃・グリスアップして組み付けています。

 

長くなりますので本日はここまで!

続きはまた後日載せたいと思います!

それでは、スターモーターサイクル 桃でした!!!